こんにちは。西鳥取・下荘地域包括支援センターの大塚です。
令和5年2月7日(火)に光陽台住民センターで、月1回行われている『ひかりカフェ』に行かせていただきました。
開始早々、2月は節分ということで、皆さんで「鬼は外~」と鬼退治を行いました。
鬼になってくれたのは・・・今回のコロナフレイル0運動の講師でもある、武本さんです。
はなてぃネット通所部会からきていただき、デイサービス海甍の管理者で看護師をされています。
はなてぃネットとは阪南市内の多職種連携会議のことです。 通所部会は、通所リハビリテーション(デイケア)や通所介護(デイサービス)の事業所の集まりです。
武本鬼がひかりカフェで暴れて、参加者を困らせているところに登場したのが、山田錦こと山田自治会長!!
武本鬼と相撲を取り、見事やっつけてくれました。無事に鬼退治ができました!!
見事、鬼役で参加者の心を掴んでいただき、そのあとはしっかりとコロナフレイルについてお話しいただきました。
まず、コロナフレイルとはという話から、デイサービス海甍でもコロナフレイルに関する相談が増えたという調査の報告もありました。
フレイルに陥る要因として、①こころ・気持ち ②からだ・体力 ③つながり・社会 があります。その3つの要因をそれぞれ説明していただきました。
まずは①こころ・気持ち
「前頭葉をいかに刺激して鍛えるか」が重要なポイントで、「いつもと違うことをする」といいそうです。一番、手軽なのが「笑う」「人を笑わせる」ことだそうです!今日は、鬼退治の千秋楽があり、多いに笑っていただきました。 一番のフレイル予防になっているのが、私達だったとは・・・!!
そして②つながり・社会
このカフェに参加するということが、フレイル予防ですね。感染拡大期には電話だけでも良いので人と繋がることが大切だそうです。
そして③からだ・体力
指輪っかテストは親指と人差し指でわっかを作り、ふくらはぎの一番太いところを囲みます。輪っかに隙間ができると、筋肉量が少なくフレイルの可能性があります。男性参加者と一緒にチェックしてみました。そして、「雪や~こんこん、あられやこんこん」の歌と一緒に体操をし、お腹の筋肉や足の筋肉を鍛えました。
たくさんの参加者とともに、たのしくフレイル予防ができました。
皆さんの集まりに、皆さんのお聞きしたいテーマに沿って専門職が伺います。
ぜひ、サロン・カフェ・老人会・福祉委員会等 お電話にてお気軽にお問合せください。
お問い合わせ先はチラシをご覧ください。
コロナフレイルは専門職だけでは減らすことはできません。皆さんのご協力が【コロナフレイル0 】に近づけます。ぜひ、一緒に取り組んでいきましょう。
オール阪南で取り組むコロナフレイル 0 運動
①コロナフレイルについての周知
②地域活動者の不安を取り除くため専門職が地域へ出向ける体制づくり
③高齢者が出てくる機会、居場所をたくさん作る
④活動者や専門職の訪問による見守りの強化、孤独死防止
⑤コロナ禍で地域活動が止まっているところも。再開に向けた地域全体のモチベーションアップ!が必要
大きくこの5点について、市での予算化も含め、公民協働で具体的な取り組みを進めることを確認し合い、今後も、引き続きこちらで発信していきますので、ぜひさまざまな機会でご参加ください!