阪南市地域福祉推進計画は、公(行政)と民(市民)が知恵や市民の声を集め、どうすれば住みよいまちになるか、「福祉のまちづくり」はどうすれば実現できるのか、話し合い、計画化したものです。
公民協働の「ふくしのまちづくり」
横断的に阪南市での地域福祉を推進するための計画
社会福祉法に基づく計画であり、「阪南市総合計画」を上位計画とし、高齢・障がい・児童などの計画を包含し、横断的に阪南市での地域福祉を推進するための計画です。
全国に先駆けて市(公)と市民(民)が共に練り上げた構成
阪南市(公)が主体となって、地域福祉を推進するための理念や仕組みをつくる「地域福祉計画」と、阪南市社協を中心に市民(民)が主体となって、市民の活動や行動のあり方を定める「地域福祉活動計画」を一体としてつくられています。
また、阪南市内の小学校区ごとの福祉課題を共有し、今後の方向性を定めた「小学校区ふくしのまちづくり計画」を校区(地区)福祉委員会が中心となってつくり、この計画に含まれています。
こうした公民協働の策定方法は全国でも先駆けとなり、「阪南モデル」として高く評価されました。
阪南市社協は地域福祉を推進する市のパートナー組織
阪南市社協は、市内の12の小学校区(地区)に組織された校区(地区)福祉委員会を中心に小地域ネットワーク活動を進めるなど、地域の福祉活動推進の要となって活動を展開しています。
阪南市において、社協を地域福祉推進の中核的組織として位置づけらており、地域福祉の推進における市とのパートナーとして連携を密にしながら「人権と福祉のまちづくり(地域福祉)」を推進します。
積み重ねてきた計画づくりのプロセス
阪南市地域福祉推進計画策定
全国に先駆けた「公民協働」の一体計画を策定
市内12校区福祉委員会が校区福祉委員会活動計画を策定
阪南市地域福祉推進計画見直し
公民それぞれの計画を見直し
計画の進捗管理の組織として「地域福祉推進連絡協議会」を恒常設置
第2期阪南市地域福祉推進計画策定
5つの重点課題、プロジェクトチームの設置などを盛り込み
市内12校区で「ふくしのまちづくり計画」を策定
第3期阪南市地域福祉推進計画策定
3つの重点課題【①生活困窮者自立支援体制の確立】【②住民主体の地域福祉活動の推進】 【③障がいのある人もない人も共に暮らし合えるまちづくり】を設定
市内12校区で「第三期ふくしのまちづくり計画」を策定
第4期阪南市地域福祉推進計画策定
市民向けの啓発用に「市民みんなの支え合いガイドブック」を作成
重層的支援体制整備事業実施計画、成年後見制度利用促進基本計画、再犯防止推進計画を包含
市内12校区(地区)で「第4期ふくしのまちづくりビジョン」を策定
計画づくりのプロセスは、他市からも注目されています
阪南市の地域福祉活動を支える財源
阪南市社会福祉協議会が実施している地域福祉事業を推進する為の貴重な財源として、社協会費、共同募金、個人・団体・企業のみなさまからの寄付金等は大きな支えです。
会員になって応援
福祉のまちづくりの活動に社協の「賛助会員」として参加できる制度です。継続的なご支援のみとなります。
寄付で応援
個人・団体・企業のみなさまからのあたたかいご寄付をお待ちしています。用途を指定したご寄付も可能です。お金のご寄付の場合、税額控除がございます。
募金で支える
地域の支えあいのために使われる募金です。共同募金は、毎年10 ~ 12月に実施しています。みなさまから寄せられました募金は地域の福祉活動に活用されています。