食と福祉のまちづくり

阪南市では食を通じた交流の場:子ども食堂(地域食堂)が広がっています。それぞれの居場所では、子どもたちが高齢者や障がいのある方と交流したり、学生が食事を提供するボランティアとして参加したりしています。阪南市社協では、食と福祉が相互に作用しあう、食福連携を推進しています。

より豊かな経験を子どもたちに

子どもたちがただ食事や学習をするだけの場所ではありません。心のよりどころや子どもたちの居場所としても機能できるよう、田植え・稲刈り、漁港での漁師との出逢い、食育などの体験を阪南市社協が培ったネットワークをフルに活かして支援しています。

「食」でつながる
ボランティアの皆さんが地域の保護者や子どもたち、地元企業とも協力し合いながら食事を準備しています。食材は、公的機関や企業、住民からの寄付だけでなく、農福連携で収穫された地元の野菜やお米がたくさん活用されています。
「学び」でつながる
元学校の先生や民生児童委員、子どもの居場所支援の経験のあるボランティアさんなどが、こどもたちと一緒に学習をサポート。登下校時に出会うおっちゃん、おばちゃんがそこにいることは、子どもたちの安心感にもつながっています。
ネットワーク会議で深める
上記活動に関わるボランティアや専門職、行政などが顔を合わせ、学習や情報交換会をおこなうネットワーク会議を開催しています。

阪南市では2024年12月現在、7か所で子ども食堂(地域食堂)を行っています。阪南市社会福祉協議会では、これらの子ども食堂の運営者のみなさんをつなぐネットワーク会議の調整や、「こども食堂おいでよMAP」を作成し、誰もが参加できる居場所づくりを進めています。

「阪南市こども食堂おいでよMAP」が完成しました!

令和6年度大阪府福祉基金からの助成を受け、「阪南市こども食堂おいでよMAP」を制作しました。
以下からPDFデータ(13.7MB)をダウンロードいただけます。

阪南市こども食堂おいでよMAP(紙版)

A3・2つ折りで印刷したものを社会福祉協議会でも配布しています。

「阪南市こども食堂おいでよMAP」(WEB版)

※許諾をいただいた食堂のみ掲載しています。

子どもの居場所づくりを寄付で応援ください

阪南市社協では、限られた予算でこの事業を実施しています。
子どもたちを育むあたたかい居場所と、子どもたちの明るい未来をつくるために、みなさまからご寄付をいただけると大変助かります。

1,000円のご寄付で…
子ども食堂1回分(33人分)のボランティア行事保険に加入でき、子どもたちが安心して参加できます。
2,000円のご寄付で…
子どもの学習支援活動の際、子どもたちが使う筆記用具を10人分購入することができます。
5,000円のご寄付で…
子どもの学習支援活動で必要な図鑑を2冊買うことができ、子どもの夢の実現に向けた学びを深めることができます。

※オンライン寄付決済システム「Syncable」のページから、クレジットカード・銀行振込・AmazonPayでご寄付いただけます。
用途指定を希望される場合は入力内容の確認画面の「団体へのメッセージ」にご入力ください。