みなさんこんにちは。阪南市社協の猪俣です。
先日5月18日、本会と阪南市介護保険課で、淡路市・淡路市社協さんからの視察受け入れを行いました。
介護保険財源を活用し、住民による主体的な活動によって高齢者を支える地域づくりを進める「総合事業」の展開方法について、行政、社協それぞれよりお話しました。
淡路市社協さんからいただいたコメントを以下に掲載します。
昨年度、「総合事業のサービスB…ようわからん。あれこれ考えてもキリがないので、先進地の話を聞きに行かんか」と阪南市社協さんにお願いをして、5月18日(木)に阪南市を訪れました。
阪南市役所介護保険課 中課長、阪南市社協 南局長を筆頭に阪南市、阪南市社協で優れた実践をされている職員の方々に迎えていただき、阪南市のこれまでの取り組みや考え方を教えていただきました。
赤裸々に語られるこれまでの数々エピソードから、阪南市でいかに住民側に立った話し合いがなされてきたか知ることができました。とりわけ、サービスを住民に押し付け、やらせるのではなく、住民の「したい」という気持ちから生まれる活動に焦点を当てつつ、住民活動に制度を合わせ、地域福祉財源に切り替える視点は大変参考になりました。
また、地域住民だけでなく、法人や団体が主体であっても参画できる制度設計も多様な主体が参画することを促している総合事業の目的に合致した方法であることを知ることができました。
阪南市が取り組んでいる総合事業はとても高い頂のように感じますが、今回の視察研修で学んだことを生かして、淡路市においても官民協働で活動が展開できるよう進めていきたいと考えています。
(淡路市社協 岩城)
とても熱心で情熱的な社協、行政の職員さん御一行様で、なんと白熱した意見交換は2時間半にも(笑)
意見交換の中で改めてこちらの学びになることも多く、本当に有意義な視察受け入れになりました。海を挟んだ「お隣さん」として、これを糧にともに地域福祉推進に邁進していきます!