厚労省「地域共生社会在り方検討会」に出席しました

厚生労働省が法政策を検討するために設置する「地域共生社会在り方検討会」の第4回検討会会議に阪南市と阪南市社協が参考人として招かれ、出席しました。

第4回会議は「福祉以外の分野との連携・協働による地域共生社会の実現」がテーマで、このテーマの先行実践として、阪南市社協が取り組む漁福連携について報告するよう依頼を受けたものです。

阪南市社協からは、漁師さんたちと一緒に取り組んでいる漁港での居場所づくりや参加支援の取り組みを報告し、こうした取り組みにつながった要因として、長年の住民主体の地域づくりの蓄積が基盤となり、そこに重層的支援体制整備事業という国の施策が後押しになって実践が発展したことを報告しました。

くわえて、今後の国による施策への現場からの提言として、「福祉分野以外とも連携した地域づくりを進めていくためには国によるさらなる体制強化施策が必要」だということを伝えました。

委員からは、
「深く感銘を受けた」
「個のつぶやきを受け止めて楽しみながら事業展開されているのが素晴らしい」
などの感想や、さらに要点を掘り下げる質問などを相次いでいただきました。

今後も、毎月1回程度のペースで検討会が開かれ、今後の地域共生社会のあり方や、身寄りのない高齢者の問題など、幅広いテーマで検討が続けられる予定です。

地域共生社会の在り方検討会議(厚生労働省ホームページ)

会議の様子が福祉新聞に掲載されました(福祉新聞web)

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