舞校区 ちょっと気になる講座(健康増進セミナー)~コロナフレイルをぶっとばそう!~

こんにちは。地域包括支援センターの大塚です。

令和4年6月26日(日)に実施されました 主催:舞校区福祉委員会 後援:松若医院 協力:大阪樟蔭女子大学健康栄養学科 シャルムデイサービス による「ちょっと気になる講座(健康増進セミナー)」に参加させていただきました!!

コロナ禍で3年ぶりの開催となった講座。住民の方も70人近く参加され、ういういしい樟蔭女子大の学生さんの協力もあり、とても活気のある講座でした。

松若医院 松若医師は阪南市でも進めている『コロナフレイル0(ゼロ) 運動』の発起人のひとりでもあり、今回のテーマが『コロナフレイル0(ゼロ) 運動』に添う内容でしたので、PRもさせていただきました。

まずは、舞校区福祉委員会 前田委員長の挨拶があり、ご自身の経験から、疾病の予防の大切さをお話しくださいました。参加者が「今日の話をしっかり聞いて、実践するぞー!」という気持ちにさせていただきました。

そして、松若医師によるお話。コロナフレイルについての説明です。

コロナ前に比べて「なんかしんどいなぁ」「前はもっと動けていたのになぁ」と思うことはないですか?難波まで行って帰ってくるのが平気だったのに「今回は疲れたなぁ。帰りは坂道しんどいから、尾崎駅からタクシー乗ろうか?」ってなってないですか?
それが『コロナフレイル』です。体力の低下とよく言うけれど、何のことを指しているのでしょう?
  【心臓と肺の予備力】  のことです。 
体力をあげるためには、心臓と肺の予備力を上げること。
ウォーキングだけでは予備力はあがりません。「少し息があがる程度の運動」を取り入れることが重要です。

「少し息のあがる程度の運動」って例えば?ということで、椅子を支えに皆さんでスクワット!息が上がった方から座って下さいと言われていましたが、皆さん50回以上されてましたよ。スゴイ・・・!!

その後は大阪樟蔭女子大学健康栄養学科の先生より、フレイルにならないための栄養指導。栄養指導してくださった先生は、以前は学生として、ちょっと気になる講座に参加していた方だそうです。それを聞いて、なぜか大塚が感無量でした(笑)

たんぱく質を摂らないといくら運動をしたとしても、筋肉はつきません。材料(栄養)がない状態で運動すると、筋肉を削ってエネルギーに替えるので、いくら運動しても筋力アップにつながらない!しっかりたんぱく質を摂りましょう。

運動しているのに、筋力アップにつながらないって損ですよね。しっかり栄養を摂ることの大切さを学びました。

その後はシャルムさんから「IN BODY」の機械の説明を受けました。ぜひ‵測定してみたい’と思わせておいて、機械がうまく作動せず!!しかし、自分の身体の中をしっかり評価することって大事ですよね!!

その後は、お待ちかねの体力測定です♪

体力測定後、樟蔭女子大学の井尻先生の説明では、3年前に比べてバランス機能が低下している方が多い印象を受けたそうです。また詳しくデータを分析していただけるとのことで、とても貴重なデータになりそうです。

ここに来てくれた方は元気な人が多い。元気な人が家に帰って、ご近所のちょっと心配な方々に、今日のことを伝えしてほしい。みんなで一緒に元気になりましょう。

松若先生の締めの挨拶

コロナフレイルは専門職だけでは減らすことはできません。皆さんのご協力が【コロナフレイル0(ゼロ)に近づけます。ぜひ、一緒に取り組んでいきましょう。

オール阪南で取り組むコロナフレイル 0(ゼロ) 運動

①コロナフレイルについての周知
②地域活動者の不安を取り除くため専門職が地域へ出向ける体制づくり
③高齢者が出てくる機会、居場所をたくさん作る
④活動者や専門職の訪問による見守りの強化、孤独死防止
⑤コロナ禍で地域活動が止まっているところも。再開に向けた地域全体のモチベーションアップ!が必要

大きくこの5点について、市での予算化も含め、公民協働で具体的な取り組みを進めることを確認し合い、今後も、引き続きこちらで発信していきますので、ぜひさまざまな機会でご参加ください!

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