【セミナー報告】あの日を忘れない。地域で今、できること。

 昨年の台風21号は阪南市におきましても甚大な被害をもたらしました。(福)阪南市社会福祉協議会では災害ボランティアセンター及び復興支援センターを立ち上げ、129件の困りごとに対し、復旧・復興の支援をおこなってまいりました。

 本会では「あの日を忘れない。地域で今、できること」をテーマとして、広く市民の皆さまを対象とした福祉や地域でできる災害の備えについて学ぶ「社協セミナー」を7月29日(月)に開催しました。

なんと!100名の方が来場で大にぎわい(^o^)

 当日は、講師・コメンテーター桒原(くわはら)さん(コミュニティ・エンパワメント・オフィス FEEL Do代表)から災害支援・復興支援・普段の地域づくりの中で始められることのお話をお聞きした後、北田さん(ライフケア尾崎CSW)と前田さん(鳥取東中学校子ども福祉委員)から災害にも強い地域づくり活動の報告をいただきました。

 

 前田さんからの「将来の夢は、私のおばあちゃん(民生委員)みたいに人の役に立てる大人になること」との報告に会場感動。

 

 参加者からは、「日頃から地域の人々がつながりを持っておくことが大切だと思った」「災害VCの名称は聞いたことがあるけど、社協の役割や普段との関連性について理解できたのが良かった」「前田さんの心強い発言に涙が出ました。『小さな住民』を大切にしていきたいと思いました。」といった感想があり、災害時をみんなで振り返り、今後に備え、この経験をどのように生かしていくのか考えるきかっけになりました。

 ※このセミナーを開催するための経費の一部には、赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」助成事業(ボラサポ・台風21号)の助成金を活用しています。