皆さん、お元気ですか?
認知症地域支援推進員の北山です。
未だ新型コロナウィルスは終息する気配もなく、生活上で我慢を強いられる状況が続いております。
感染を防ぐために、生活活動の縮小や活動を止めてしまうということは、健康面でも心身共に機能が低下するなど、皆さんが思っている以上の影響が出てきます。
そんな中、住民の方より、「 もっと活動できる場が欲しい 」とのお声をいただきました。
そこで、出来るだけ感染を防ぎながら活動を行っていくためには、野外活動が最適と考え、運動はもちろんのこと、阪南市
の歴史遺物や自然を楽しみ、僅かでも生活に目的を持っていただける活動を行いたいと今回の企画に至っております。
記念すべき第1回は、「 遊来の滝 」 まで歩きました。
まさか阪南市に滝があるなんて!
そう、あるんです。 それも市内数ヶ所に!
今回は、そのうちの一つ 「遊来の滝」へ行きます‼
阪南市箱作より出発、6名で孝越街道を南下し滝を目指します(‘ω’)/
孝越街道(以下旧街道)は、雰囲気のある良い道でした☆ しかし・・・道幅の割に車の交通量多いんですよこれが・・・
結果的に、旧街道の選択が正解だったと、この時はまだ誰も知る由もありませんでした。
さて、歩き始めてしばらくは、皆で他愛もない話をしていましたが、旧街道を歩く内に皆さんが自身の過去を回想され
「この先に小学校があったんやけど、通ってたよ。」
「小学生の時に、この道をよく使ってました。」
等々、数名の方が懐かしそうに話してくれました。
旧街道を南下中、茶屋橋を渡ろうとした時に参加者より、ここには大きな鯉が住んでいるとの話がありましたので、立ち止まり鯉を探すことに。
皆で川を覗き込みましたが水位も低かった為、鯉の姿は残念ながら見えませんでした・・・。
そのまま旧街道沿いを歩いていくと、「この先に加茂神社があるよ」との情報が。
「通り沿いなので覗きますか」
と、いうことで加茂神社へ立ち寄ります。
感染予防対策??なのでしょうか。 鈴緒は上げてあり鈴は鳴らすことができませんでした。
滝への道程で、皆さんそれぞれの回想がありましたし、既に意味のある会となっておりますよ~!
ただ・・・こんな寄り道してて時間内に間に合うのでしょうか・・・( ;∀;)
とにかく目的地へ!
旧街道で皆さんから、「この先に〇〇があるよ」 「道の裏手に〇〇さんが住んでる」 なんて話を聞きながら更に進んで行くと、旧26号に合流です。
そのまま旧26号沿いを進み、目的地まであと僅かです!
寄り道しながらではありましたが、ついに目的地の入り口に到着(‘Д’)
遊来の滝は田山稲荷神社の横にあるため、まずは鳥居を潜り神社へ向かいます。
しばらく道沿いに進むと 「 遊来橋 」 と書かれた橋が見えてきました。 目的地は近い‼
橋に近づくにつれ、何やら音がうっすらと聞こえ始めます。
「 これは水が落ちる音ですよ!」
橋の上まで来ると、ザーッという滝の音色が響いてきますが、肝心の滝が見えません。
滝へ行くには・・・と、辺りを見渡しましたら橋の脇に通り道が!
滝はすぐそこです! どんどんガンガン行きましょう!
・・・
そこへ滝への下り道を発見しました。
早速様子をうかがいますが、意外と傾斜が強くて手すりなんかもありません。
安全のため、見るからに誠実そうな若者がまず確認。 参加の皆さんはその後に。
って、言ったそばからコラ‼ 下りてきてますやん!
慌てて下から支えながら下りていただきました・・・
そしてついに! 今回の目的である 「 遊来の滝 」 が眼前に広がります!
もう1枚
水量は少なく残念でしたが、現地でみると迫力があります! 自然の雄大さと力を感じることができました。
雨の翌日は更に迫力があるそうです☆
ちなみに、写真では分かりにくいのですが、これ結構な高さがあるんですよ!(滝の落差は9.2m)
しかも、足場が狭く掴む場所もないので、よろけると崖から転落です・・・
この2枚の写真を撮影するのも一人でビクビクしながらでした( ;∀;)
さて、皆さんも滝を満喫した!写真も撮った! このくらいにして、そろそろこの場を離れますか!
と思い、戻りかけたその時‼
「 これまだ先に道ありますよ 」 「 行けるんやったら行こう!行こう!」
突然、参加していた内の2名がそうおっしゃいます。
私 「 いやいや!ここ危ないですよ! 道狭いし、ふらついたらほんまに転落しますから!」
即座に止めます。
「 こんくらい、ふらつけへんよ!大丈夫や! 心配ない!」
(心配ないだって!? 一番ふらつきやすいですやんかぁ~!)
これはさすがに、本気で止めました。 一緒に転落する危険がありましたから( ;∀;)
強引に押し戻し、どうにか安全地帯へ。
滝を見学した後は、すぐ横の田山稲荷神社をお参りです♪
勉強になりました。
お参りは神妙な面持ちと言いますか、何とも言えない気分にさせてくれます。
私も良い時間を過ごさせていただきました。
実を言いますと、この帰りも参加者さんのご希望で遠回りをし更に散策を行いましたが、これが堪えたようで解散時は全員クタクタに( ;∀;)
最後になりましたがブログの前半で申しました、旧街道の選択が正解だった理由!
★ 旧26号は歩道が狭く、車が移動で走るための道。ですので道を歩く楽しさが旧街道に比べあまりない。
でした!
薄~ぃオチですみません!
それではまた次回‼